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名陵紀行/アメリカ紀行 孫娘の顔が見たい
無性に孫に会いたくなった。私の最愛の孫達だ。一人娘が双子を造った。その孫がこの6月で16歳になる。爺婆の成長は全く無いが、子供の成長は早い。
平成17年4月小学校卒業後すぐ渡米した。日本でも外人教師・現地も家庭教師を付け英語の勉強をさせた。だが高校1年を過ぎてこれは杞憂に終わった。ネイティブ風の英語は両親ですら解らない。
現地校に進学させたのも折角の5年間をより実り多きものにしてやりたかったからだ。沢山の友人達と話 |
長女・次女 |
合う姿はアメリカ人と変わらない。子供の成長の速さに驚くばかりであった。
6月4日我々2人は機上の人となった。セントレア空港からサンフランシスコ経由アトランタ行きである。乗り継ぎはあるが料金が安い。機内食のマズさは定評のUA機。全て我慢の世の中である。
空港に着いて待ち合わせ場所を決めて置かなかった事に気が付いた。空港で迷子になった。
孫達の住居は空港から車を飛ばして1時間程度の別荘地内にある。環境は極めて良い。
これだけ時間を掛けて辿り着いたのに孫達と遊んだのは僅か3日間。1ヶ月間のサマースクールで世界史を勉強すると言う。
分厚いテキストを使って、6時半に家を出て帰宅は午後3時。宿題の処理が夜中の2時頃まで掛る。誠にすざましい闘いだ。日本の教育の遅れと甘さを肌で感じた次第である。
アトランタは南北戦争の激戦地。名所・旧跡巡りを期待していたが、行ったのは「ストン・マウンテン・パーク」「風と共に去りぬの著者・ミッシェルの安アパート」「コーラの博物館」「水族館」で後は食べ歩きに終始した。帰国時SFOで珍奇な事があったが紙面の都合で省略。
清水 有(大5)
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