名古屋陵水

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吉田宜正(大08) ■陵水協力講義リーダーシップ論
吉田宜正(大08回)
元豊田自動織機製作所副社長
日時 10月26日(金)

<講義の要旨等>

今、企業にとって重要なこと

1.自分を磨く
(1)自分に付加価値をつける
(2)仕事への情熱

2.今企業にとって重要なこと(体験から)
(1)多部門にまたがる経営課題の解決
最近の経営課題は複雑になり、対応を間違うと企業の命取りになる。経営企画・法務・経理・総務・広報などの連携と素早い対応が必要となる。

(2)リスク管理(リスクの棚卸とその対策)
企業経営上想定されるすべてのリスクを各部門で洗出し、最悪のシナリオを想定し、その対策を準備する。

(3)グローバルなIR
市場が世界に広がり、工場・関係会社が世界へ進出する。企業情報を世界の投資家へ開示し、株式投資を促す。

3.トヨタGの経営姿勢
(1)危機感と結束力
(2)ものづくりに徹する
以上

第3回OBによる陵水協力講義「リーダーシップ論」実施
平成17年度より、OBが講師となり講義を行う初めての授業「リーダーシップ論」が実施された。
OBによる講義は、他大学では実施されていない滋賀大学経済学部独特の科目で、価値あるものと言える。取得単位として、1単位が認められる。

講義は、平成19年10月5日(金)より11月30日(金)の間、7人の講師が、毎週金曜日に担当した。
10月05日 力石伸夫 (大12)
10月12日 戸田一彦 (大11)
10月19日 増永保夫 (大12)
10月26日 吉田宜正 (大08)
11月09日 田川行雄 (大09)
11月16日 藤本幸延 (大15)
11月30日 簗瀬悠紀夫(大17)

OB講師は、各々が、第一線で活躍した方、現在も活躍している方なので、学生たちは、OBの体験談を踏まえた講義を身近に聴いて、大いに感動し、社会に出たときのリーダーとしての心構えを身に付けたことと思われる。