■陵水協力講義リーダーシップ論
簗瀬悠紀夫(大17回)
名古屋銀行頭取
日時 11月30日(金)
<講義の要旨等>
企業の永続的発展とリーダーシップ
1.自己紹介
2.名古屋銀行について
・名古屋銀行の概要
・名古屋銀行の歩み(創業期)
・名古屋銀行の歩み(発展期)
・名古屋銀行の歩み(事業拡大の系譜)
・銀行の業務
・名古屋銀行の現状と銀行を取巻く環境(愛知県の経済環境①)
・名古屋銀行の現状と銀行を取巻く環境(愛知県の経済環境②)
・名古屋銀行の現状と銀行を取巻く環境(愛知県中心の取組み状況)
3.老舗とは
(1)定義
(2)消える〜ミートホープ、NOVA(ノバ)
(3)生き続ける〜3M、イビデン、伊勢神宮
4.30年を超える力〜30年以上生き続けることの意味
(1)人間の寿命
(2)ハインリッヒの法則
(3)ノウハウの伝承
5.軸足と変化
(1)軸足〜社是・社訓
(2)変化〜時代の変遷、社会の枠組み、技術の発展、人口動向、リスクへの対応
6.リーダーの役割
(1)軸足の確立、定着
(2)変化への敏感な対応〜弱点の発見、克服
(3)世代を超える知恵
7.名古屋銀行のケース
(1)軸足〜社是、行訓
(2)行動指針
(3)変化への対応〜IT関連の各種取組み、ソフトアライアンス、中国ビジネス、地域貢献・文化活動
9.終わりに
(1)5分前
(2)辞書
以上
第3回OBによる陵水協力講義「リーダーシップ論」実施
平成17年度より、OBが講師となり講義を行う初めての授業「リーダーシップ論」が実施された。
OBによる講義は、他大学では実施されていない滋賀大学経済学部独特の科目で、価値あるものと言える。取得単位として、1単位が認められる。
講義は、平成19年10月5日(金)より11月30日(金)の間、7人の講師が、毎週金曜日に担当した。
10月05日 力石伸夫 (大12)
10月12日 戸田一彦 (大11)
10月19日 増永保夫 (大12)
10月26日 吉田宜正 (大08)
11月09日 田川行雄 (大09)
11月16日 藤本幸延 (大15)
11月30日 簗瀬悠紀夫(大17)
OB講師は、各々が、第一線で活躍した方、現在も活躍している方なので、学生たちは、OBの体験談を踏まえた講義を身近に聴いて、大いに感動し、社会に出たときのリーダーとしての心構えを身に付けたことと思われる。 |