名古屋陵水
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  彦根だより 「彦根での出会い」

  母校の理事として平成16年から2年間、産業共同研究センターの野本教授と地域連携センターの山崎教授と一緒に仕事した。野本教授とは、技術経営(MOT)を核に中小企業の活性化を図るため、滋賀県立大学と長浜バイオ大学と「湖北3大学連携を結び、共同で国家予算を獲得し、MOTのマニュアル作りから、普及活動のための講演会、研修会を開催し、現在では県内企業の若手経営者の教育に実績を上げております。山崎教授とは、彦根、大津などの行政機関や商工会議所、銀行と包括協定を結び、街おこし、公開講座や各種フォーラムの現地での開講、自治体の各種委員会への教員の派遣などで地域貢献を図っています。又、山崎教授が中心となって発足したNPO彦根景観フォーラムを中心に学生の協力を得て彦根の街づくりに取り組んでいます。具体的には私たちの学生時代には袋町と呼んでいたところ、現「花しょうぶ通り」の中ほどにある「寺子屋力石」を改装して街の駅をオープンさせ、その中に滋賀大学街中研究所を立ち上げた。
吉野祐次郎(大13) 吉野祐次郎(大13)
【プロフィール】
平成16年から平成18年まで国立大学の行政法人化に伴ない陵水会代表として、滋賀大学理事として経営に参画された。

寺子屋力石 発足時から経済学部の院生が活躍してくれている「現代版寺子屋」や彦根物語の会場として今では寺子屋商人塾などが開かれ、ますます発展しているのは喜ばしい限りです。彦根へ行かれる機会がありましたら是非足を伸ばしてください。

 もう一つの出会いは、彦根景観フォーラムの理事会で陵水会館によく来ておられた湖東焼の中川一志郎先生です。先生は「湖東焼を育てる会」を主催しておられ、私は先生の陶房で2年間作陶を指導して頂きましたが、そのときに先生のお人柄に触れ、又、会の趣旨に賛同して入会させてもらいました。

湖東焼き 支部のホームページに湖東焼の紹介をさせて頂きましたが、昨年末芹川の河口近くの晒山に「晒屋窯」を築きました。私もメンバーの一人として耐火煉瓦の調達を担当しました。理事を退任してからも、この会のお蔭で彦根に行く機会も多いので今後も、ホームページに「彦根だより」として皆さんに情報提供をしたいと思います。


●ホームページ活動報告
この1年間、名古屋支部会員の交流を目的に立ち上げ、運営してきました。
(1) 機関紙「名古屋陵水」のバックナンバー機能からスタート。
(現在No.23〜26閲覧可能)
(2) 彦根・大学に関係するトピックスや近況情報の掲載。
吉野祐次郎(大13)さんの"彦根だより"をスタート。
(3) メーリングリストの開設。より迅速にメールによる交流。
会員募集中!(7/10現在120名参加)
(4) URLが覚えやすいだけでなく、Yahoo、Google等で検索するとすぐに見つかります。キーワードは「陵水会名古屋支部」「名古屋陵水」です。
横井隆幸(大33)