名古屋陵水

名古屋陵水


  2008年陵水協力講義陵水協力講義のトップへ戻る
杉本佳彦(大15) ■陵水協力講義リーダーシップ論
杉本佳彦(大15回)
元名古屋松下電工且{設照明事業部中部技術営業グループ部長 /  滋賀大学剣友会会長
日時 10月10日(金)
概要 | 語録1 | 語録2 | 語録3



《出光佐三語録》
剣道で言えば、課長は竹刀で試合をしているようなものだ。痛いかも知れぬが、怪我することはない。支店長や部長は木刀で試合するようなものだ。怪我するかも知れぬが、命を落とす事はない。社長は常に真剣勝負をしているようなものだ。
佐々木小次郎は当代一の剣術家だった。今様に剣道の試合をすれば 宮本武蔵は足許にも及ばなかったであろう。巌流島の決闘は真剣勝負であった。

《横綱双葉山語録》
双葉山の70達勝ならず。電報に曰く「我、木鶏たりえず。』と。安岡正篤との交信にその偉大さ推し量れるなり。

《松下幸之助嘉録》
素直な心と感謝の気持ち。

《稲盛和夫語録》
リーダーたる者、凄まじいまでの願望を抱き続けろ。 リーダーたる者、品格ある人間たるべし。品格とは利他の心なり。 り一ターたる者、温かな心を抱くべし。寒風吹き荒ぶ山小屋のほっとした温かさなり。 ゆめゆめ、ぬるま湯に入るべからず、浸かるべからず。

《大島博語録》
松下電工照明事業の奇跡的躍進の根源は、「成功の反省を続けた事」にあり。 人間は、感動を求める動物なり。感動を覚えれば放っておいてもやる気になるものだ。 大島軍団は、やくざの世界と同じ。長を崇め・慕う・頑張る・感動を共にする。 源義家の棟梁の世界なり。
(松下電工照明事業創業者、元副社長)

《小笠原和俊語録》
柔道漬けの人生、31歳の突然の親父からの社長引継ぎ、青天の霹靂、我れ何をすべきか、悩み続けた。本を読み始めた。これが今の自分をつくった。 まず勉強しろ。幸せの原点である。勉強しない奴は幸せになる資格なし。 逃げるな。逃げたらまた壁にぶつかる。また逃げる、結局逃げてばかりになるのだ。 だから逃げるな。壁を越えろ。
(我が友、日本トラック協会副会長)

《古川秀興語録》
仕事と同じくらい熱中できる趣味を持て。そんな人間こそ、りっばな仕事が出来るものだ。
(我が友、ユニー元専務)

《近藤詔治語録》
恩義を徹底的に大切にしろ。トヨタの松下への義理堅さなり。「石田退三と松下幸之助」
(我が友、日野自動車会長)

《広畑忠士先輩の生き様》
一度決心したら、何処までもやり抜く信念の強さ。常に前向き、不可能を可能にする凄さ。 松下電工剣道部を日本一に導く。然も滅茶苦茶仲のいい日本一の剣道部の闘将なり。 剣道教士七段である。 「利用されるが華、力がある証なり。利用価値の無き者は利用されないものだ。利用される人間になるべし。」と。徹底的な後輩思い部下思いなり。飲む時は、常に後輩と同じ目線の仲間なり。今もとことん飲み交わす素晴らしい先輩上司なり。
(松下電工元本社人事部長)

《易経の教え》
「龍」のはなし。潜龍→見龍→君子→淵龍→飛龍。但し飛龍で収まらない例、多々なり。 「地山謙」のはなし。徳のある人間は謙虚そのものなり。 「節」のはなし。時中こそなり。 出処進退。「潔い」であるべし。「見苦しい」は恥なり、卑怯なり。 リーダーの引き際はむつかしい。苦言を呈する真の参謀を持つべし。
佐藤一斎の教え。「リーダー、進むはむつかしい、引くは更にむつかしい。」

《幕末三舟》
海舟曰く「剣道にはカを、座禅には功を、後に大いに役に立った。」
海舟は智の人、泥舟は気の人、鉄舟は力の人なり。