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■「ひだ古川」吟行
■「名古屋 楽浪会(さざなみかい) 旅行記」
■「ひだ古川」吟行
先輩諸氏の「俳句同好会」に入れてもらって1年と少し。力量も一番下、年令も一番下の気楽さでいたら、 伊興リーダーの指示で、私のふるさと「ひだ古川」吟行を実施することになりました。
何も無い田舎町ゆえせめて祭の時でもと思い、案内したのは4月20日の「古川祭」当日。 人1が車4台に分乗して昼頃に着きましたが、あいにく朝からずーっと雨!前夜の「起し太鼓」を見て帰ってしまったか、
観光客もごくまばらな町中を、気恥ずかしい思いで傘をさしてぶらぶら案内しましたが、うれしかったというか感心したのは、 皆さんが見るもの聞くものすべてに強い関心をもってそれを句材とし、名句を創り出そうと真剣に取りくんでみえるその姿勢でした。
雨で蔵から出ない屋台、その上で子供歌舞伎、まつりミュージアム、飛騨匠の館、瀬戸川と酒蔵の白壁、野麦峠ゆかりの旅館、
残雪の山々、遅れ桜、そして翌日の円空仏、臥龍桜・・・。 自分には見なれたいろいろが実は優れた題材ばかりであるということを再発見、教えられた吟行でもありました。
その夜は早目に『季古里』に入って、中岡紫雲先生指導で句を出し合い評価し合う句会をまず終えて、ようやく温泉・宴会に。 幹事としてカラオケで大いに盛り上げました。
参加OBは、伊興正道(夫妻)、石橋政雄(夫妻)、斎藤武司、河村実鏤、木村芳夫各氏と私と、同人各位。
倉坪和久(大13)
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